お久しぶりです、みんなの後輩バーチーです。
今回は3月9日に開催された『ポンコツだらけの音楽会』について書かせていただきます。
私は出演者でもないのにリハーサルから打ち上げまで参加させてもらいました。
今回は2度目の開催。初めて参加しました。
とにかく控えめに言って「最高」でした。
少しだけそのイベントを振り返ってみたいと思います。
初めて聞く方は「ポンコツ」って何だろう?と思いますよね。
基本的には素人がステージに立つイベントです。
なので「音楽祭」ではなく「音楽会」なんです。
「フェス」ではなく「会」です。
そう聞くと「内輪ノリ」のイベントなのかな?と思うかもしれません。
その通りです。
というよりは、「内輪ノリにしてしまうイベント」と言ってもいいかもしれません。
出演者は基本的に素人でステージに立つのが初めてという人も多数。
「そんなイベントが盛り上がるの?」という疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
実はイベントはその日だけではないのです。
ポンコツ音楽会の出演者はステージに立つまでの練習風景を公開します。
さらに今回は各出演者の練習風景の取材も公開されていました。
人によっては楽器を買って始めるところから見ている場合もあります。
この「練習風景の公開」によってステージの上と観客席の距離がグッと縮まります。
10組以上の出演者。実際に会うのは初めての人も。
でもステージに立つまでの過程を見ているんです。
練習が上手くいかなくて悩んでいる姿。
メンバー脱退の危機を乗り越える姿。
地道な練習を積み重ねる姿。
そういう姿を各出演者毎に見ているので、ステージに上がった彼らに対して、
「どうな演奏するのかいっちょ見てやるか」
などという気持ちは無く、
「頑張れ!頑張れ!」
という応援の気持ちしかありません。
完全に「身内」の気分です。
完全に「内輪ノリ」です。
この「内輪ノリ」という言葉ですが、私は悪いことだとは思いません。
もちろん、新しく入ってくる人を受け入れないネガティブな「内輪ノリ」もありますが、仲間を盛り上げる良い意味の「内輪ノリ」がこのイベントにはあります。
ステージ上でのパフォーマンスが「成長の証」として可視化されている他には無いイベントだと思います。
「ポンコツ」と言いながら各出演者のパフォーマンスは素晴らしいものでした。
リハーサルでは、失敗して照れ笑いしたり、慣れないセッティングに戸惑ったりしている様子も見受けられました。
しかしながらいざ本番になれば、堂々としたステージングを見せてくれました。
ステージ上で出演者が「照れて」しまうと見ている方はつらいんですよね。
失敗しても「やり切る」ことが大事だと思いますが、この日の出演者は皆堂々としていましたね。
また、演目の多彩さもこのイベントも魅力の1つだと思います。
バンドが中心なのはもちろんですが、その中にも和楽器を中心としたバンドがあったりもします。
その他アカペラグループもありました。
その他にもDJのパフォーマンスも2組。
ダンスも3チームが全く違ったジャンルで魅せてくれました。
そんな出演者たちを応援していましたが、レベルの高いパフォーマンスには感動させられました。
トリを務めたバンドには泣かされてしまいました。
運営スタッフのサプライス演奏もよかったなあ。
特に打ち上げについては特には触れませんが、いずれにしても長時間のイベントながら飽きることなく最後まで楽しめました。
そして、なんとこのイベントは第3回も決まっているとか。
今度は倍以上のキャパシティ(300人だったかな)で開催されるとのこと。
今回は基本的に客席後方で見させて頂いてましたが、次回はもっと前のめりで参加したいと思います。
そしてもし客席からではなくステージ上に上がれたらどんな景色が見えるのかな。
そんなことも考えさせてくれる素敵なイベントでした。
出演する人、客席で応援する人、行けないけど動画配信で楽しむ人。
色々な形があると思いますが、
【音の祭】〜ポンコツだらけの音楽会〜Vol.3
でお会いしましょう。
今から楽しみ!!
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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